ありがとう/武士の一分/エンロンの3本立て [映画/DVD]
6Z03 6Z02ありがとう/武士の一分/エンロンを観た
9月末以来の映画になった。 赤井英和、山田洋次作品、大企業の腐敗というモノに関心があったから。
10:00 ありがとう
実在モデルが有ると言うことだが、そのことはこの映画があるまで知らなかった。阪神大震災の被害を家族で克服したモノだが十分感動させられた。オレのような下層人民には縁がないゴルフではあるが主人公は自分の持てる技で逆境を克服していく様と主人公の妻(田中好子が好演)の姿がいい。
12:55武士の一分
木村拓哉主演ということでちまたでは騒がれているが山田ファンとして観たかったのだ。今までの山田映画と比して自然の美しさを見せることが少なかったように思う。ただ映画としては十分おもしろかった。テレビ局(テレビ朝日系列)が絡んだ映画のためか事前宣伝がしつこすぎた気がするのはオレだけだろうか。フジTVと無理に競っているような気がする。
それから、人間としての一分という点では納得したが何で武士の一分なのかはよく分からなかった。
原作は藤沢周平。市井の人や下級武士の生活をテーマにして人の心の機微の表現にはすばらしいモノがある。その点では映画としてもよくできていると思う。
15:10 エンロン :原題 NRON: THE SMARTEST GUYS IN THE ROOM
企業の腐敗がなぜ生まれたのか、ということをドキュメンタリーで描いている。この映画をみてアメリカで起こった9.11の真相を追求している「Loose Change 2nd Edition, 日本語吹き替え版」を(ブログ らくちんランプhttp://blogs.dion.ne.jp/spiraldragon/の11月27日付け記事参照 およびグーグルhttp://video.google.com/videoplay?docid=4377032998245988095&q=Loose+Change+2nd+Edition&hl=en)を思い出した。
映画の作り方が似ているのだ。ただこの「Loose Change 2nd Edition, 日本語吹き替え版」は企業の腐敗ではなく国家の腐敗を暴き出そうとしている点が異なるが・・・。アメリカを見習っている為政者が多い日本という国の権力者にとっては「何でもあり」ということが常識のようだが、まさにいま日本でも似たようなことが行われているような気がする。耐震偽装問題や大企業への規制緩和など日本でもいずれ国家権力と一部我利我利亡者による不正/腐敗は暴かれるのだろう。
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