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Dear Friends 魂萌え! それでもボクはやってない ダーウィンの悪夢の4本立て [映画/DVD]

7206 7203 Dear Friends
       
魂萌え! 
       それでもボクはやってない 
       ダーウィンの悪夢      の4本立て

久し振りに映画を観た。「それでもボクはやってない」を観たいと思ったのがその理由だ。どうせならと、他にもおもしろいのがないかネットでチネチッタのスケジュールを調べたらなんと「それでもボクはやってない」をやってないではないか。しょうがないからTOHOシネマズ、109シネマズを探したらTOHOシネマズでやっていた。
3本か4本観ようと思っていたのでまずは「それでもボクはやってない」を優先して鑑賞スケジュールを立てた。チネチッタではポイントが2本分使えるのでチネチッタの上映を中心に探した。「魂萌え!」はテレビでも観たことがあったが、風吹ジュンの演技がすばらしいというのを新聞か何かで見たような気がするので候補に入れる。テレビでの高畑淳子 の演技もすばらしいモノがあったので風吹ジュンのそれも期待した。
(ちなみにどちらの女優も好きな女優だ。風吹ジュンはしっとりした美しさを持つ女優だし、高畑淳子はカラッとした美しさを持つ女優だ、と思っている)

続いて、女子高生の友情を扱っている「Dear Friends」を選択。今時の女子高生はどんなモノか関心があったから。そして「ダーウィンの悪夢」を選択。あの進化論のダーウィンをタイトルに持ってきているんだから人間と自然の関わりを表しているんだろうなぁと思ったからだ。


10:45  Dear Friends
女子中高生に人気のベストセラー作家Yoshiの同名小説を映画化したものらしい(その小説は読んではいない)。観客席はまさに女子中高生だらけだった。男性は1割程度か。上映前はペチャクチャうるさかったが、上映が始まると話し声はピタリとやんだので安心した。
今時の遊びとその中での友情を表現していたのだろう。小学校での主人公に言われた「あなたはともだちだから」という言葉に救われた友人の言葉には感動した。病気とはいえ、若い女性の胸の切除はチョット賛成しかねる。仮に切除しか対応出来なかったとしても、選択肢としての温存療法の紹介も医者の口から出て欲しかった。まっ、映画化に当たって劇的に表現するには切除もあり得るとは思うが・・・。結構女子中高生達もウルウルきていたようだ。

13:00 魂萌え!
桐野夏生の同名ベストセラーが映画化されたもの。テレビドラマにもされたモノ。こちらの観客は熟年の人たちが圧倒的だった。熟年になっても「女は女」「男は男」なんだなぁと観ていて思った。配役に関してはテレビより映画の方が勝っていると思った。もちろん監督や演出家の考え方によってキャスティングは異なるのだろうが・・・。
風吹ジュンの演技が観れてよかった。しっとりした美しさと同時に芯の強さも十分表現できていたと思う。

15:35 それでもボクはやってない
周防正行監督が、ある“痴漢冤罪事件”を報じる記事に関心を持ち取材を進める過程で、現在の刑事裁判のあり方そのものに疑問を抱き、その問題点に真正面から向き合った異色の社会派ドラマ。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=325423
裁判というモノが、公開を原則としているにもかかわらず傍聴者にはわかりにくい言葉で裁判が進むことにも違和感を持った。冤罪というモノがどのようにして起こるかということの一端を見たような気がする。刑事、検察官、裁判官にしてもそれぞれ先入観でもって物事を判断しがちだということと、それぞれ判断する責任を他に預けている事に危機感を持った。

18:45  ダーウィンの悪夢
    DARWIN'S NIGHTMARE

グローバル経済に取り込まれたアフリカの一地域で引き起こされた悪夢のような現実をセンセーショナルに描き出す衝撃のドキュメンタリー。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=324304
あの進化論のダーウィンをタイトルに持ってきているのだから、と期待した。しかしドキュメンタリーというには、事実の掘り下げが不十分のようだ。ただ表面をなぞっているような気がした。貨物機がロシアとかの外国から空で飛んできていることは無い、戦車のようなモノを運んでいる、というような発言があったが映像では何ら表現してはいなかった。ただ経済のグローバル化の名目の下で行われている現実(人対人、国対国の格差の存在とその拡大)は表していはいる。日本にはあの魚は輸出されているとのことだがどんな最終製品(食品)になっているのかの映像でもあれば輸入国の人々にも訴えることは出来るのに、と思った。ただ、こういう映画が作られたことには強く賞賛を与えたい。


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