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ペンタゴンペーパーズを観た [映画/DVD]

20180506


昨日、ペンタゴンペーパーズを観たのだ。


ゴールデンウィークなんでゴールデンウィークの名付け親である映画界に敬意(?)を表して映画を観に行くことにした。

ペンタゴンペーパーズを観たいと思っていたのでいつも行く映画館(シネコン)のスケジュールを調べたらもう上映は終わっていた。結構な話題作だからまだやっていると思ったのに・・・。どっかでやってないかなぁと思ってオリジナルサイトを見たら横浜の上大岡でやっているところがあったのでそこに行くことにした。上大岡は20代後半に住んでいた街なので若干の土地勘があるのでアクセスマップですぐイメージできた。ただ実際に行ってみると街並みはずいぶん変貌していた。方向感覚はある方では無いが、イメージ通りすぐ行くことが出来た。


映画はやがてウォーターゲート事件につながる米国政府の事実隠蔽に挑む新聞社の内部の葛藤をよく表している。政府から睨まれたくないため報道は控えるべきだという社主取り巻きの意見にメルリストリープ演じる社主とトムハンクス演じる編集主幹が結局は記事にし政府からの発行差し止め裁判にもライバル紙とともに闘い、そして勝つ。


ジャーナリストが報じるのは政府のためでは無く読者・国民のために報じるのだ、というトムハンクスのセリフには感動した。どっかの国の御用新聞(だけでは無く放送局も)の発行責任者に聞かせたい言葉だ。
ゴールデングローブ賞の授賞式で米国最高責任者を批判したメリル・ストリープを配したのもスピルバーグ監督の意思をを感じる。
トランプが大統領に決まってしまったことをうけて他の撮影に先駆けて急遽映画の制作を思い立ったらしいが、フェイクニュース/オルタナティブファクトを連発する彼に対する痛烈な批判になっていると思う。
日本でも昔はたしか「金環食」という映画があったと記憶しているが、最近は政権腐敗を題材とする映画が少ないような気がする。もう少し骨のある日本映画をを観たいものだ。昨年は「米軍が最も恐れた男 その名はカメジロー」「標的の島 風かたか」を観たが今年は骨のある邦画を観ることが出来るだろうか。

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おくりびとと動物園 [映画/DVD]

2009-02-26
「おくりびと」「旭山動物園物語」を観た。

2/26まで有効のポイントを無駄にしたくなかったので、昨日急遽映画に行くことにした。
チネチッタは久し振りだった。

まずは
「東山動物園物語 ペンギンが空を飛ぶ」 112分 日本

動物園.jpg
allcinemaによればhttp://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=330766

北海道旭川市市営の“旭山動物園”に新たにやってきた飼育係の青年、吉田。人付き合いが苦手な彼を、園長の滝沢以下ベテラン・スタッフたちが温かく迎える。しかし、客足が伸びず、長年の財政赤字に苦しむ旭山動物園の置かれた状況は非常に厳しいものだった。それでも園長の指揮の下、飼育係たちは動物園を魅力あるものにしていくべく様々なアイデアを実行に移していく。そして次第に活気を取り戻していく旭山だったが、ある事件をきっかけに園はついに閉鎖の危機を迎えてしまう。

何度かテレビでもやったし、小菅園長の記事や話も見たり聞いたりしているのでだいたいの事は理解できるんだが、はっきり言ってイマイチだと思う。行動展示にたどり着くまでをもっと描いて欲しかったと思う。飼育員が自ら説明する場面ももっと表現してもよかったのでは。

ただ、園長が今年3月定年退職するらしいからその"はなむけ"という意味合いが有ったのだろうから、まぁ点数を付けるとするなら100点満点中70点くらいかな。

次は
「おくりびと」 130分 日本

おくりびと.jpg

同じくallcinemaによればhttp://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=330042

チェロ奏者の大悟は、所属していた楽団の突然の解散を機にチェロで食べていく道を諦め、妻を伴い、故郷の山形へ帰ることに。さっそく職探しを始めた大悟は、“旅のお手伝い”という求人広告を見て面接へと向かう。しかし旅行代理店だと思ったその会社の仕事は、“旅立ち”をお手伝いする“納棺師”というものだった。社長の佐々木に半ば強引に採用されてしまった大悟。世間の目も気になり、妻にも言い出せないまま、納棺師の見習いとして働き始める大悟だったが…。

賞をとったということでのアンコール上映だったということもあってほぼ満席だった。広末の演技力はたいしたことはないがそれ以外の役者(本木、山崎、余、吉行などなど)の演技はすばらしいと思った。特に山崎努がすばらしい。目力や表情や動作がいかにもっていう感じだ。本木の納棺前の「清め」など何気ない表情にも丁寧さが伝わってきた。

姉の時の実際の納棺をふと思い出し涙する。

また、所々に挿入されている市井の人々の生活や生き様などユーモアを込めて暖かく表現されていてよかった。

(画像は、それぞれの映画のHPから拝借しました)


臨終を迎えたTV [映画/DVD]

2008.07.29 
とうとうテレビが死んでしまった。
3年ほど前から輝度が下がってきたから、何時かは死ぬんだろうと思っていたがとうとう来てしまった。
今日、20時過ぎにパチッと音がして画面が暗転した。多分ブラウン管を交換すればよみがえると思うのだが、費用対効果を考えればチョット無理だろう。

「90年1-6製」とシールが貼ってある我がパナソニックは18年間の寿命を終えたことになる。よく頑張ったと言うべきか、もっと頑張れと言うべきか・・・・。出来るならばアナログの終焉まで生きて欲しかった。

TVに関する接続構成は
CATVチューナー → AVアンプ → 映像信号のみTVへ
                    → 音声信号は5.1Cスピーカーへ
            →分配機   → バイオデスクトップ(GigaPocket)へ
                    →PCast経由デルノートへ    となっている。
    もちろんAVアンプを経由しないCATVチューナー →TVという接続もしている。


従って、安くて軽いモニターが有れば当面は困らないのだが・・・・。


当面は、PCで見るしかないか・・・。
5年モノのバイオデスクトップとデルノートに繋げたPCastでつなぐしかないか・・・・。
でも、TVでMLBを見ながらバイオでMajor.jpで一球一球データを見て、デルノートで関連データを見ることが出来なくなってしまう。

まっ、ぼちぼち安いモニターを探すことにしようかな。死んだTVは26インチだったからワイドTVで有れば最低32インチ以上は欲しいところなのだが・・・。

でも、カネがネェ・・・・・・・・・・・・・。


続けての映画 築地魚河岸三代目 最高の人生の見つけ方 [映画/DVD]

2008.06.11
「築地魚河岸三代目」に田中麗奈が出ていることを遅ればせながら知ったので急遽観に行くことにした。そしてシリーズ化するらしいから第一作は見逃してはならんということもあった。ビッグコミック系の漫画で映画化されるモノはハズレが少ないからこれは観ておくべきだと思ったのだ。しかも田中麗奈が出ているのだ。絶対観るべきなのだ、と自分を納得させて出かけた。
一本だけ観るのもなんだからネットで調べておもしろそうなモノを探したら「最高の人生の見つけ方」も観ることにした。

まずは「築地魚河岸三代目」 場所 チネチッタ
商社を辞めて旬太郎が魚河岸に居着くまでを第一回では表していた。原作は読んでいないが今後を期待する。それに田中麗奈が毎回出るのであれば期待せざるを得ない。脇を固める俳優陣も結構良い配置だと思う。特に 柄本明と伊東四朗の微妙な会話がおもしろかった。 次作を早くみたいと思った数少ない映画だ。

allcinema http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=329667では次のように解説している。
 
小学館ビッグコミックにて連載の人気コミックを実写映画化した人情ドラマ。築地市場を舞台に、ひょんなことから魚河岸の世界へ飛び込んだ元サラリーマンが悪戦苦闘しながら成長していく姿を多彩な人間模様を交えて描く。主演は「ミッドナイト イーグル」の大沢たかお。監督は「なんとなく、クリスタル」「青春かけおち篇」の松原信吾。
 都内の総合商社に勤める赤木旬太郎は、若くして人事部長に抜擢されるなどエリート街道を歩み、装飾デザイナーの恋人・明日香とは将来結婚を、とこれまで順風満帆な人生を送っていた。そんな彼はある未明、明日香が築地市場へ向かう姿を目撃する。なんと彼女は、仲卸の名店“魚辰”の二代目店主・徳三郎の一人娘だったのだ。そして旬太郎は、体調不良で入院する父の代わりに切り盛りする明日香をサポートしたい一心で自ら手伝うことに。しかし、この業界ではど素人のうえ何も役に立てず打ちのめされるが、同時に人情味溢れる世界に清々しさを覚える旬太郎。一方、社内ではリストラの陣頭指揮を任されるものの、淡々と会社の意思に従う働き方に疑問を感じ始める。やがて旬太郎は一大決心、会社を辞め、退院した徳三郎に魚辰で働くことを願い出るのだが…。

次は「最高の人生の見つけ方」 原題 THE BUCKET LIST 場所チネチッタ
死ぬまでにしたい事をやってのける老人の会話が人間味あふれていておもしろかったし、結構考えさせられた。旅から戻って食事する情景の対比が身につまされた。

allcinema http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=329594では次のように解説している。
 
ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンという名優2人の共演で贈るハートフル・ストーリー。自分本位な富豪の男と実直な自動車整備士が、ともに末期のガンで余命6ヵ月と宣告されたのをきっかけに、死ぬ前にやり残したことを実現しようと2人で病院を抜け出し冒険の旅に出る姿を描く。監督は「スタンド・バイ・ミー」「恋人たちの予感」のロブ・ライナー。
 家族を愛するまじめで心優しい自動車整備士のカーターと、一代で莫大な富を築いた傲慢で孤独な実業家のエドワード。そんな対照的な初老の男2人は、ひょんなことから同じ病室に入院、揃って余命6ヵ月の宣告を受けてしまう。そんな時、カーターはかつて恩師から教わった死ぬまでに叶えたいリスト“バケット(棺桶)リスト”を書き出してみるのだった。それを見たエドワードはこのアイデアを気に入り、バケットリストを実行しようと、2人で病院を抜け出し人生最後の旅に出るのだが…。


久し振りの映画 山桜 マンデラの名もなき看守 相棒 [映画/DVD]

2008.06.03
「相棒」が結構人気を集めているらしいから観に行った。ついでにネットで調べて「山桜」「マンデラの名もなき看守」も観た。

まずは「山桜」 場所 109シネマズ川崎
 これは田中麗奈を観に行ったようなモノだ。決して絶世の美人ではないが、まぁ美人に分類される方だろう。俺の好きな女優の一人だ。

allcinema 
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=330010wで次のようにさ解説れている。
 藤沢周平の同名短編を「はつ恋」の篠原哲雄監督、田中麗奈主演コンビで映画化した感動時代劇。嫁ぎ先に恵まれず辛い結婚生活を堪え忍ぶ女性が、かつて縁談を断った実直な侍との偶然の出会いを機に本当の愛を見つけるまでの道のりを、庄内の美しい風景をバックに繊細に描き出す。共演は「MAKOTO」の東山紀之。 江戸後期、北の小国、海坂藩。最初の夫に先立たれた後、磯村家へと嫁いだ野江。しかし、武士でありながら蓄財に執着する夫に野江への愛情はみじんも感じられず、“出戻りの嫁”と蔑む姑も野江に辛く当たるばかり。そんなある日、久々に叔母の墓参りをすませた野江はその帰り道、美しく咲き誇る一本の山桜の下で一人の武士と出会う。手塚弥一郎と名乗ったその侍は、彼女が磯村に嫁ぐ前に縁談を申し込まれた相手だった。その時は、母一人子一人の家では苦労が多かろうと、会うこともなく断ってしまったのだった。ところが、そんな弥一郎から、野江は思いがけず優しい言葉をかけられる。束の間の邂逅にもかかわらず、沈みがちだった野江の心は励まされ、辛い結婚生活にも再び健気に向き合い始める野江だったが…。

次は「マンデラの名もなき看守」 原題 GOODBYE BAFANA 場所 109シネマズ川崎
 マンデラ元大統領が自身でも内容を了解しているとか。長野智子ブログhttp://yaplog.jp/nagano/で紹介していたのでみたいと思っていたモノ。肌の色が違うだけで差別されていた当時の一端が見れたような気がする。

allcinema http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=329958では次のように解説されている。
 悪名高いアパルトヘイトが行われていた時代の南アフリカを舞台に、のちに南ア初の黒人大統領となるネルソン・マンデラが27年にわたる獄中生活で出会った白人看守との感動の実話を描いた社会派ヒューマン・ドラマ。出演は、看守役に「恋におちたシェイクスピア」のジョセフ・ファインズ、マンデラ役にTV「24 TWENTY FOUR」のデニス・ヘイスバート、看守の妻役に「ナショナル・トレジャー」のダイアン・クルーガー。監督は「ペレ」「愛と精霊の家」のビレ・アウグスト。 1968年、アパルトヘイト政策下の南アフリカ共和国。黒人差別を当然のように受け入れていた白人男性のジェームズ・グレゴリーは、反政府運動の首謀者、ネルソン・マンデラの看守に抜擢される。マンデラと故郷が近く彼らの言葉であるコーサ語がわかるグレゴリーには、秘密の会話や手紙の内容をチェックすることが求められた。しかし、マンデラに長く接していく中でグレゴリーのマンデラに対する見方は変わり始め、次第に彼の気高い思想に傾倒していくが…。

 最後は「相棒」である。場所 チネチッタ
正しくは「相棒-劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン」というらしい。結構テレビや新聞で「好評」らしいが、俺から言わせてもらえば毎週やっているテレビの方がよかったような気がする。杉下と亀山のコンビの会話の機微はテレビの方が優れていると思う。映画の方は確かにスケールは大きいが、このコンビの会話の機微が少なかったように思う。

 allcinema http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=328207では次のように解説されている。
 
水谷豊、寺脇康文主演の人気刑事ドラマ初の劇場版。警視庁の窓際部署“特命係”に身を置く2人の刑事、頭脳明晰な杉下右京と熱血漢の亀山薫が、抜群のコンビネーションで史上最大の難事件に挑む。共演にはお馴染みのレギュラー陣に加え、劇場版ならではの豪華スペシャル・ゲストも多数登場。監督はドラマ版を手掛けてきた和泉聖治。 不可解な殺人事件が連続して発生し、杉下右京と亀山薫は、現場に残された謎の記号から一連の事件が同一犯による連続殺人事件であることを突き止める。やがて、捜査一課が手詰まりになる中、右京と薫はわずかな手がかりから犯人の次なるターゲットを割り出すことに成功する。しかしそれは、3万人のランナーと15万人の観衆を人質に取るという前代未聞の大規模テロ計画だったのだが…。


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Dear Friends 魂萌え! それでもボクはやってない ダーウィンの悪夢の4本立て [映画/DVD]

7206 7203 Dear Friends
       
魂萌え! 
       それでもボクはやってない 
       ダーウィンの悪夢      の4本立て

久し振りに映画を観た。「それでもボクはやってない」を観たいと思ったのがその理由だ。どうせならと、他にもおもしろいのがないかネットでチネチッタのスケジュールを調べたらなんと「それでもボクはやってない」をやってないではないか。しょうがないからTOHOシネマズ、109シネマズを探したらTOHOシネマズでやっていた。
3本か4本観ようと思っていたのでまずは「それでもボクはやってない」を優先して鑑賞スケジュールを立てた。チネチッタではポイントが2本分使えるのでチネチッタの上映を中心に探した。「魂萌え!」はテレビでも観たことがあったが、風吹ジュンの演技がすばらしいというのを新聞か何かで見たような気がするので候補に入れる。テレビでの高畑淳子 の演技もすばらしいモノがあったので風吹ジュンのそれも期待した。
(ちなみにどちらの女優も好きな女優だ。風吹ジュンはしっとりした美しさを持つ女優だし、高畑淳子はカラッとした美しさを持つ女優だ、と思っている)

続いて、女子高生の友情を扱っている「Dear Friends」を選択。今時の女子高生はどんなモノか関心があったから。そして「ダーウィンの悪夢」を選択。あの進化論のダーウィンをタイトルに持ってきているんだから人間と自然の関わりを表しているんだろうなぁと思ったからだ。


10:45  Dear Friends
女子中高生に人気のベストセラー作家Yoshiの同名小説を映画化したものらしい(その小説は読んではいない)。観客席はまさに女子中高生だらけだった。男性は1割程度か。上映前はペチャクチャうるさかったが、上映が始まると話し声はピタリとやんだので安心した。
今時の遊びとその中での友情を表現していたのだろう。小学校での主人公に言われた「あなたはともだちだから」という言葉に救われた友人の言葉には感動した。病気とはいえ、若い女性の胸の切除はチョット賛成しかねる。仮に切除しか対応出来なかったとしても、選択肢としての温存療法の紹介も医者の口から出て欲しかった。まっ、映画化に当たって劇的に表現するには切除もあり得るとは思うが・・・。結構女子中高生達もウルウルきていたようだ。

13:00 魂萌え!
桐野夏生の同名ベストセラーが映画化されたもの。テレビドラマにもされたモノ。こちらの観客は熟年の人たちが圧倒的だった。熟年になっても「女は女」「男は男」なんだなぁと観ていて思った。配役に関してはテレビより映画の方が勝っていると思った。もちろん監督や演出家の考え方によってキャスティングは異なるのだろうが・・・。
風吹ジュンの演技が観れてよかった。しっとりした美しさと同時に芯の強さも十分表現できていたと思う。

15:35 それでもボクはやってない
周防正行監督が、ある“痴漢冤罪事件”を報じる記事に関心を持ち取材を進める過程で、現在の刑事裁判のあり方そのものに疑問を抱き、その問題点に真正面から向き合った異色の社会派ドラマ。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=325423
裁判というモノが、公開を原則としているにもかかわらず傍聴者にはわかりにくい言葉で裁判が進むことにも違和感を持った。冤罪というモノがどのようにして起こるかということの一端を見たような気がする。刑事、検察官、裁判官にしてもそれぞれ先入観でもって物事を判断しがちだということと、それぞれ判断する責任を他に預けている事に危機感を持った。

18:45  ダーウィンの悪夢
    DARWIN'S NIGHTMARE

グローバル経済に取り込まれたアフリカの一地域で引き起こされた悪夢のような現実をセンセーショナルに描き出す衝撃のドキュメンタリー。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=324304
あの進化論のダーウィンをタイトルに持ってきているのだから、と期待した。しかしドキュメンタリーというには、事実の掘り下げが不十分のようだ。ただ表面をなぞっているような気がした。貨物機がロシアとかの外国から空で飛んできていることは無い、戦車のようなモノを運んでいる、というような発言があったが映像では何ら表現してはいなかった。ただ経済のグローバル化の名目の下で行われている現実(人対人、国対国の格差の存在とその拡大)は表していはいる。日本にはあの魚は輸出されているとのことだがどんな最終製品(食品)になっているのかの映像でもあれば輸入国の人々にも訴えることは出来るのに、と思った。ただ、こういう映画が作られたことには強く賞賛を与えたい。


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長い散歩を観た [映画/DVD]

6Z30 6Z29長い散歩を観た。

昨日の午後、時間が出来たので映画でも観に行くか、ということにし、ネットで3つのシネコンを調べた。CINECITTA'の無料鑑賞ポイントが3本分あったのだがあまりいいものをやっていなかったので、この前出来たばっかりのラゾーナでの長い散歩を観ることにした。

15:55長い散歩 a long walk
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=325607によれば2006年のモントリオール映画祭でグランプリを受賞したとか。新聞の記事で見たような気がしたが「ああこの映画か」というようなイメージだった。
多少、デフォルメされているのかもしれないが結構現実ではありそうなストーリーの設定だが、見る者を飽きさせない映像と展開だったと思う。主人公の表情がいい。自分の過去と現実の隣人を見つめる緒形拳の表情がよく現れていると思った。高岡早紀演じる隣人にもう少し表現力が有ったらもっとよかったのにとも思う。


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ありがとう/武士の一分/エンロンの3本立て [映画/DVD]

6Z03 6Z02ありがとう/武士の一分/エンロンを観た

9月末以来の映画になった。 赤井英和、山田洋次作品、大企業の腐敗というモノに関心があったから。


10:00 ありがとう
実在モデルが有ると言うことだが、そのことはこの映画があるまで知らなかった。阪神大震災の被害を家族で克服したモノだが十分感動させられた。オレのような下層人民には縁がないゴルフではあるが主人公は自分の持てる技で逆境を克服していく様と主人公の妻(田中好子が好演)の姿がいい。


12:55武士の一分
木村拓哉主演ということでちまたでは騒がれているが山田ファンとして観たかったのだ。今までの山田映画と比して自然の美しさを見せることが少なかったように思う。ただ映画としては十分おもしろかった。テレビ局(テレビ朝日系列)が絡んだ映画のためか事前宣伝がしつこすぎた気がするのはオレだけだろうか。フジTVと無理に競っているような気がする。
それから、人間としての一分という点では納得したが何で武士の一分なのかはよく分からなかった。
原作は藤沢周平。市井の人や下級武士の生活をテーマにして人の心の機微の表現にはすばらしいモノがある。その点では映画としてもよくできていると思う。


15:10 エンロン :原題 NRON: THE SMARTEST GUYS IN THE ROOM
企業の腐敗がなぜ生まれたのか、ということをドキュメンタリーで描いている。この映画をみてアメリカで起こった9.11の真相を追求している「Loose Change 2nd Edition, 日本語吹き替え版」を(ブログ らくちんランプhttp://blogs.dion.ne.jp/spiraldragon/
の11月27日付け記事参照 およびグーグルhttp://video.google.com/videoplay?docid=4377032998245988095&q=Loose+Change+2nd+Edition&hl=enを思い出した。
映画の作り方が似ているのだ。ただこの「Loose Change 2nd Edition, 日本語吹き替え版」は企業の腐敗ではなく国家の腐敗を暴き出そうとしている点が異なるが・・・。アメリカを見習っている為政者が多い日本という国の権力者にとっては「何でもあり」ということが常識のようだが、まさにいま日本でも似たようなことが行われているような気がする。耐震偽装問題や大企業への規制緩和など日本でもいずれ国家権力と一部我利我利亡者による不正/腐敗は暴かれるのだろう。


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フラガール/涙そうそう/ユナイテッド93の3本立て [映画/DVD]

6X03   6930に久々にCINECITTA'へ行くのだった

6930 フラガール/涙そうそう/ユナイデッド93の3本立てを観る。ユナイテッド93は何とか観たいと思っていたのだが上映最終週になってしまったので急遽CINECITTA'にGOしてしまった。どうせCINECITTA'に行くなら他にいいものないかなと思ったら涙そうそうの初日、フラガールも初日ということで観ることにした。

10:35 フラガール
 常磐ハワイアンセンターの誕生に纏わる人間模様を踊り子のそれに絞って映画化されたモノ。東北生まれの俺とすれば、「あぁ、ちっちゃい頃、ずいぶん前に聞いた話だなぁ」と思って観てみたのである。国策でエネルギーの転換を進めることが背景になっており、末端労働者の家族がどうやってエネルギー転換の荒波を乗り切るかということが二人の高校生を中心にして描かれていた。

荒波の中での踊り子を目指す娘達とその家族の葛藤が比較的よく描かれていたと思う。
都会では生きていけなくなったプロダンサーが踊り子を目指す娘達を指導するのだが、彼女の苦悩もよく描かれていたと思う。

13:30 涙そうそう
チョット「お涙ちょうだい」的な気もしないわけではなかったが、まぁ良しとしよう。ストーリーはチョット貧弱だったような気がする。それにもう少し、地元言葉(イントネーションを含む)を使ってもよかったと思う。字幕を使ったっていいのだから。なにも東京弁が優れている訳じゃないのだから。

17.15 ユナイテッド93 原題United 93
知っての通り9・11にハイジャックされたプレーンズ(planes)のうちの1機のフライトコードがタイトルになっているのである。
その機中での搭乗客やキャビンアテンダントの行動と空港や管制局、空軍の人たちの行動を限りなく現実に近いデータに基づき再現したそうだ。エンドロールには搭乗者の氏名と思われるモノが出ていたような気もするが・・・。搭乗客の苦悩(および家族への愛)がよく描かれていたと思う。ただ、最初の一機がワールドトレードセンターにつっこんでからユナイテッド93が墜落するまでの政府の動きを暗喩するのではなくもっと明確に「(攻撃命令を下す命令権者=大統領は)いったい何をしているんだ!!!!。どこに居るんだ」と軍の管制官に言わせてもよかったのではないか。ただし、俺個人としては、民間機を軍が撃墜することの是非は判断できないが・・・・。

今週末に「ワールドトレードセンター」が封切りになる。この映画も併映されるモノを吟味しながら観に行きたいと思うのである。


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がばいばあちゃん/インサイド・マンの2本立て [映画/DVD]

6610佐賀のがばいばあちゃん/インサイド・マンを2本立てで観たのだ

So-netブログのレスポンスがきわめて悪かったため6/11も6/12もパス。6/13の日中もパス。夜になって我慢しきれずレスポンスの悪さにもかかわらず意地でアップすることにする。


先週見損なったが「佐賀のがばいばあちゃん」をどうしても観たくて計画した。でも夕方の姉への機嫌伺いまでには中途半端なので公開したばっかりの「インサイド・マン」を観た。

10:20から「佐賀のがばいばあちゃん」 原題 同
予告編やテレビCMで観ていたので期待は裏切られなかった。結構ウルウルしてしまった。主人公の健気さに感心するとともにばあちゃんのおおらかさにまいったのだ。ただ、エンドロールで島田洋七の名前を見て「」あれっ、どこにでてたかな」と思ってしまった。
ゆったり観るには適した出来だと思う。

12:55から「インサイド・マン」 原題 INSIDE MAN
「完全犯罪」を謳って銀行強盗を描いている物語だったが、真犯人を暗示する手法はすばらしいと思う。交渉人の刑事が交渉に当たるが動機と目的が分からず苦労するあたりはよく描かれていると思う。女性弁護士役のジョディ・フォスターJodie Fosterがもう少し颯爽としていれば言うこと無し、というところだが、依頼者の秘密を守るため犯罪とおぼしきことに目をつぶる役回りだったので致し方ないところか・・・。結構いろんな映画で観た役者が出て居るなぁというのが別な印象でもあった。

今回はCINECITTA'の自動発券機(2階の右端のやつ)でチョットつまずいた。いつもよりチョットスピーディにピポパポピポパポとやったら「予約されていません」何度やっても同様のメッセージが出るのでしょうがなくチケットを買いに階下に降りた。でももう一度発券機で試してダメだったら券を買おうと思って今度は1階の発券機でピッ、ポッ、パッ、ポッ、とやったらOKが出て発券された。ほっと一安心。インターネット予約はクレジットカード払いですんでいるしまた入場料を払うのは合点がいかないからだ。タッチパネルはゆっくり操作した方が良いのかもしれないと思ったのだった。


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