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ペンタゴンペーパーズを観た [映画/DVD]

20180506


昨日、ペンタゴンペーパーズを観たのだ。


ゴールデンウィークなんでゴールデンウィークの名付け親である映画界に敬意(?)を表して映画を観に行くことにした。

ペンタゴンペーパーズを観たいと思っていたのでいつも行く映画館(シネコン)のスケジュールを調べたらもう上映は終わっていた。結構な話題作だからまだやっていると思ったのに・・・。どっかでやってないかなぁと思ってオリジナルサイトを見たら横浜の上大岡でやっているところがあったのでそこに行くことにした。上大岡は20代後半に住んでいた街なので若干の土地勘があるのでアクセスマップですぐイメージできた。ただ実際に行ってみると街並みはずいぶん変貌していた。方向感覚はある方では無いが、イメージ通りすぐ行くことが出来た。


映画はやがてウォーターゲート事件につながる米国政府の事実隠蔽に挑む新聞社の内部の葛藤をよく表している。政府から睨まれたくないため報道は控えるべきだという社主取り巻きの意見にメルリストリープ演じる社主とトムハンクス演じる編集主幹が結局は記事にし政府からの発行差し止め裁判にもライバル紙とともに闘い、そして勝つ。


ジャーナリストが報じるのは政府のためでは無く読者・国民のために報じるのだ、というトムハンクスのセリフには感動した。どっかの国の御用新聞(だけでは無く放送局も)の発行責任者に聞かせたい言葉だ。
ゴールデングローブ賞の授賞式で米国最高責任者を批判したメリル・ストリープを配したのもスピルバーグ監督の意思をを感じる。
トランプが大統領に決まってしまったことをうけて他の撮影に先駆けて急遽映画の制作を思い立ったらしいが、フェイクニュース/オルタナティブファクトを連発する彼に対する痛烈な批判になっていると思う。
日本でも昔はたしか「金環食」という映画があったと記憶しているが、最近は政権腐敗を題材とする映画が少ないような気がする。もう少し骨のある日本映画をを観たいものだ。昨年は「米軍が最も恐れた男 その名はカメジロー」「標的の島 風かたか」を観たが今年は骨のある邦画を観ることが出来るだろうか。

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