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外国人の介護士でも利権かよ~っ [時事/社会]

2009-01-30
そうか、やっぱり利権と天下りのためだったのか

昨日から外国人の介護士が施設に配属されたとか・・。
このことに関して、business.nikkeibpで

これでは“派遣切り”予備軍に

役所が貪る「外国人介護士・看護師受け入れ利権」 

と題して解説記事が載っていた。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090123/183682/?ST=politics
(会員登録=無料 すれば全文が読めるはず。)

この解説記事の中で触れられていたことで気になることがいくつかあった。

その1.厚労省傘下の財団法人が徴収する手数料は16万円もすること。

その2.介護士らが来日後に受ける日本語研修も官僚機構の利権となっていること。

その3.上記1と2を合わせて60万円以上を受け入れ施設側が負担しなければならないこと。

記事の中では以下のように述べている。
日本側で唯一の斡旋機関を務める「国際厚生事業団」(JICWELS)が、手数料などの名目で1人当たり約16万円を徴収する。JICWELSは厚労省傘下の財団法人で、歴代理事長を同省の事務次官経験者が務める天下り先だ。

つづけて以下のようにも述べている。
介護士らが来日後に受ける日本語研修も官僚機構の利権となった。研修はすべて、経済産業省と外務省の関連機関が担う。介護士らの受け入れには、今年度だけで20億円近い税金が使われるが、出所は両省の政府開発援助(ODA)予算である。つまり、金を出した役所が、関係する機関に仕事を割り振ったわけだ。

受け入れに二の足を踏む施設が多かった背景として以下のように述べている。
介護士を受け入れる施設は、彼らへの賃金とは別に斡旋手数料や日本語研修期間への支払いで、1人につき60万円近くを負担しなければならない。受け入れは2人以上が原則で、小規模な施設にとってはバカにならない金額だ。

こんなことをして、いったい誰のための制度なんだろうと思ってしまう。介護士の大幅な待遇改善をはかり被介護者も介護者も安心して生きていける仕組みを作るのが政治や行政の仕事なのに・・・・。


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