大手マスコミは米国の代弁者なのかな [時事/社会]
2009.12.15
大手マスコミはアメリカの代弁者みたいだなぁ、とつくづく思う今日この頃なのだ
最近の普天間基地の問題を巡ってチョットおかしいなと思うこと。(順不同)
その1
アメリカの旧政権の軍関係者の発言を引用して「日米関係をこれ以上悪くするな」「合意を守らなければ重大な事になる」云々と大見出し/大声で報道していること。
その2
そもそもの「日米安保条約」「地位協定」等の原文に立ち返っての視点が皆無なこと、さらになぜ「日米安保条約」が存在し続けているのかの分析がないこと。
その3.
世界情勢や地球環境が大きく変化していることを、全く無視していること。
その4
解説者やコメンテーターに旧来の「日米安保条約」肯定論者を多用し、批判的な論客を登場させていないこと。
その5
アメリカが現在実施中の米軍再編と絡めた視点がなく、単なる日本国内情勢もしくは単純な日米関係に論点を絞っていること。
その6
沖縄を含む日本人の人権、日本国の主権を守り確立しようという視点がないこと。
その7
自民党政権が国民から隠し続けた事実に迫ろうとしないこと。
その8
大手マスコミならではの調査報道/分析報道がほとんど無く、二次情報/三次情報をつなぎ合わせて「問題だ。問題だ」と騒いでいること。
大体以上だが、多分大手マスコミの中の心ある記者/部署は上記のほとんどのことは取材もし、調査もし、分析もし、予定稿も書いているんだろうが上部の許可が出ないんだろうと思う。
大手マスコミの役員連中は、旧政権で様々な諮問委員会や調査会のメンバーになっていたり様々な貸し借りがあったりで多分それぞれは忸怩たる思いを持っている者もいるとは思う。
しかし、一番怖れているのは自分の命なのだろう、と思う。今まで米国がらみの利権につながるスクープや調査報道を試みた記者やその関係者が不審死(自殺を装った事故死や暴徒に襲われたりする殺人)したり、スキャンダルで社会的に抹殺されたりしていることの詳細を知っているからだろう。
こういうことこそ、明らかにして欲しいと思うのだが・・・。
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